【国内航空券】当日便でも翌日便でも航空料金にこだわりたい。
同じ航空路線の場合、航空機のフライトの所要時間は、各会社ともほぼかわりませんので、航空料金には、少しでも安い航空便を利用したいものです。当日便でも翌日便でも、こだわりたいものです。
目的地まで着くのでも、従来のサービスで快適に機内をすごしたいと考える方がいらっしゃる一方、料金のやすさを求める方は新規参入航空や、格安航空の利用を検討されると思います。
一般的に、当日便でも翌日便でもなるべく、安い料金で飛行機に乗りたいと考える方は多いとおもいます。
当日便でも翌日便の参考のために、従来航空便、新規参入航空便、格安航空【LCC】便の料金【比較資料等】を調べてみました。
在来普通航空と新規参入航空の料金を比較した結果は?。
在来普通航空の『ANA』、『JAL』と、新規参入航空の『SKY』スカイマーク、『SNA』ソラシド・エア、『AIRDO』エアドゥ、『SFJ』スターフライヤーには、サービス等の違いから航空料金に多少の価格差があります。
在来普通航空の『ANA』、『JAL』便は、1つの航路に、1つの航空会社就航という長年の寡占体制により、航空料金の価格維持をしてきました。
しかし、規制改革により、1998年には、新しい航空会社がつぎつぎとできました。
新規参入航空会社便
・『SKY』スカイマークは、ANA、JALの次に、国内の多くの航空路線があります。
・『AIRDO』【エアドゥ】は北海道を中心に全国各地と結んでいます。
・『SFJ』【スターフライヤー】は北九州空港と羽田、那覇など中心に就航している航空会社です。
・『SNA』ソラシド・エア【設立当時はスカイネットアジア航空】は九州への航空路を中心にした航空会社です。
新規参入の航空会社、『SKY』スカイマーク、『SNA』ソラシド・エア、『AIRDO』エアドゥ、『SFJ』スターフライヤーは、格安航空【LCC】に対し、従来のサービスを完備している航空会社で、フルサービス航空会社【FSA】と呼ばれています。
その中で、従来のサービスを行う、ANA、JALは、フルサービスキャリア【FSC】と呼ばれることがあります。
次のように、在来航空の『ANA』、『JAL』便と新規参入の航空会社便の航空料金の調査をしました。
さくらトラベルで
2018年7月16日【月曜日・祝日】の『格安航空:羽田発鹿児島行き』の料金を最低料金航空会社とその料金を調べてみました。翌日便です。
【調査時間:7月15日21:10頃】
・全日本空輸 ANA 支払料金 32,290円【表示料金31,290円】
・日本空輸 JAL 支払料金 32,290円【表示料金31,290円】
・スカイマーク SKY 支払料金 18,790円【表示料金17,790円】
・ソラシド・エアSNA 支払料金 30,390円【表示料金29,390円】
新規参入航空である『スカイマーク』『ソラシド・エア』は、在来航空の『ANA』『JAL』と比べるとお安いです。
さくらトラベルで
2018年7月25日【水曜日】の『羽田発鹿児島行き』の料金を最低料金航空会社とその料金を調べてみました。翌日便です。
【調査時間:7月24日13:05頃】
・全日本空輸 ANA 支払料金 31,340円【表示料金23,340円】
・日本空輸 JAL 支払料金 32,290円【表示料金31,290円】
・スカイマーク SKY 支払料金 18,790円【表示料金17,790円】
・ソラシド・エアSNA 支払料金 20,390円【表示料金19,390円】
新規参入航空である『スカイマーク』『ソラシド・エア』は、在来航空の『ANA』『JAL』と比べるとお安いです。
スカイチケット【skyticket】で
2018年7月25日【水曜日】の『羽田発札幌行き』の料金を最低料金航空会社とその料金を調べてみました。翌日便です。
【調査時間:7月24日13:15頃】
全日本空輸 ANA 支払料金 29,170円【表示料金28,090円】
日本空輸 JAL 支払料金 29,170円【表示料金28,090円】
スカイマークSKY 支払料金 18,950円【表示料金16,790円】
AIRDO ADO 支払料金 24,610円【表示料金22,990円】
新規参入航空である『スカイマーク』『AIRDO』 航空は、在来航空の『ANA』『JAL』と比べるとお安いです。
スカイチケット【skyticket】で
2018年7月26日【木曜日】の『羽田発那覇行き』の料金を最低料金航空会社とその料金を調べてみました。
【調査時間:7月24日14:20頃】
全日本空輸 ANA 支払料金 32,340円【表示料金24,340円】
日本空輸 JAL 支払料金 35,420円【表示料金34,340円】
スカイマーク SKY 支払料金 20,950円【表示料金18,790円】
新規参入航空である『スカイマーク』は、在来航空の『ANA』『JAL』と比べるとお安いです。
新規参入航空は、在来航空と比較し、翌日便の航空運賃が安いです。
普通航空【在来航空と新規参入航空】と格安航空【LCC】の航空料金のちがい。
結論からいうと、在来航空の『ANA』、『JAL』と、
新規参入航空の『SKY』【スカイマーク】、『SNA』【ソラシド・エア】や、『AIRDO』【エアドゥ】、『SFJ』【スターフライヤー】の普通航空との航空運賃の価格比較をすると、
格安航空・LCCである『Jetstar』【ジェットスター・ジャパン】、『Vanilla Air』【バニラエア】、『peach』【ピーチ】、『Spring Japan 』【春秋航空日本】との運賃は低額料金で大きな価格差がある場合が多いです。
上記の表は、平成29年3月「LCCの事業展開の促進」【国土交通省】資料から抜粋したものです。
FSAとは:ANA,JALを含む航空会社便。
ANA【全日本空輸】、JAL【日本航空】、SKY【スカイマーク】、JJP【ジェットスター・ジャパン】、AP【ピーチ:Peach Aviation】,VNL【バニラ・エア】、SJO【春秋航空日本】となります。
平成29年3月「LCCの事業展開の促進」【国土交通省】資料から抜粋
8月はお盆の帰省客のため、各航空便とも一年で一番高値になる時期です。
それでも、格安航空【LCC】がもっとも低価格帯であることを、上図はあらわしています。
当日便でも翌日便でも、同じことがいえます。
同じ航空路線なら航空運賃は、最も安いのが、格安航空【LCC】便です。
次に安いのが新規参入航空便です。
従来航空便はもっとも高い値段です。
新規参入航空便や格安航空便【LCC】が安くても、必ず在来航空便を利用したい。
今までどおりの在来普通航空を利用したいかたは、在来普通航空の良さと、格安航空【LCC】の欠点をご存知なのでしょう。
格安航空【LCC】はたしかにお安いですが、在来普通航空の『ANA』『JAL』と比較するとサービス面が充実していません。
在来普通航空でおこなっている、無料のドリンクやあるいは、ブランケットやさまざまなおもてなしの機内サービスは、格安航空では期待できず、在来普通航空でのサービスこそ航空機を利用する醍醐味だと考える方も多くいらっしゃいます。
在来普通航空のサービスは、とても満足感が高く、旅の楽しみのシーンの一つとなります。
荷物の制限も普通航空は、厳格格安航空とちがい、お客のことを考えており少しはアバウトです。
在来普通航空は入出発ゲートも、ロビーからそのまま機体へ、機体からロビーまでというのはあたりまえです。格安航空【LCC】はすべての便で、出発ロビーからそのまま機体へ、到着も機体からロビーへということはありません。とても不満な点の一つです。
また、出発便の航空機トラブル等が起きた場合、在来普通航空なら他の航空機で補充できる力【航空機会社内の航空機数が多い】があります。しかし、格安航空は脆弱です。
格安航空は航空機の機体のやりくりもぎりぎりでおこなっているからです。
このような、格安航空【LCC】の心配な点を考えると、やはり、在来普通航空の『ANA』『JAL』がよいと考えるえるかたも多いでしょう。
使い慣れている在来普通航空の心地よさを失いたくないと考えるのもこれまた、快適さを求める普通の感覚です。
しかし、同じ航空会社の便なら、当日便でも翌日便でもやはり、購入価格はお安いほうがいいですね。
各航空券販売サイトからの購入金額は、他のサイトと同じではありません。
航空券を販売している各販売サイトは、それぞれの便の販売価格に違いがあるからです。