当日の利用は航空機か新幹線か？
当日に、急いで目的地に着かなければならないことが生じることがあります。
気ままな自由な国内旅行ならいいのですが、忙しい決まった時間での日本国内の移動には、航空機と新幹線が便利です。
東京からなら、新幹線が日本国内の各地方へ向かっています。
自宅から職場からと、すぐに最寄り駅を利用しての新幹線が全国の主要都市とつながっています。新幹線利用は手軽さと速さがあります。
国鉄の時代の１９８０年１０月【昭和５５年】で、上野発の夜行列車が、東北方面【青森・秋田など】、上越方面【新潟など】、信越方面【長野、金沢など】に向かうもので、２６本もの夜行列車がありました。
急行八甲田、寝台特急ゆうづる１号、寝台特急はくつるなど、青森駅をめざして多くの人々の長距離移動の手助けをしました。これを利用してさらに津軽海峡をわたり北海道を目指す人も多かったのです。
当時の長距離移動の主流は夜行列車寝台列車だったのです。
東海道新幹線が整備されても、昭和４９年では、遠方への交通機関として東海道、山陽方面の東京発の国鉄の夜行列車が１２本ありました。
寝台列車で、夜遅くに出ても翌朝に目的ににつくため、寝ている【簡易ベッドあり】間に目的地まで移動できるので、時間を節約できて、当時としては高速な有益な移動手段でした。夜行列車は鹿児島【西鹿児島駅、現在の鹿児島中央駅】から東京までは『はやぶさ』は、南九州の人にとって、特に便利なものでした。今は、東京から岡山までは連結して走るため【サンライズ出雲とサンライズ瀬戸】、実質、一本です。
当時の航空機は、１路線に１社との政策により、航空機の料金が高額だったため、庶民の主流な移動手段ではなかったのです。
今は、鉄道では、各地へ新幹線網が整備され、新幹線がなくてはならない移動手段です。
・東海道新幹線
・山陽新幹線
・九州新幹線
・東北新幹線
・上越新幹線
・北陸新幹線
・山形新幹線
・秋田新幹線
新幹線沿線は便利になりました。
ところで、航空券を利用する方は、新幹線の利用できる便利な地域から離れている場合がおおいです。
新幹線なら東京から大阪【新大阪】までなら、２時間３０分で着きます。
航空機を利用すると、
①東京駅～羽田間はJRとモノレールで約３０分。②搭乗手続き等最短で２０分。③羽田～関西空港間の航空機で１時間２０分。④関西空港～大阪駅、梅田、なんば方面まで約1時間。
合計３時間１０分です。しかも、乗り換えの時間は含んでいません。【新大坂～大坂間はJRなら３分】
航空機の利用者は、東京から大阪間のみを移動するにはだいぶ不便です。
東海道新幹線沿線はもちろん、新幹線の利用が便利。
神戸、岡山付近までは、新幹線の利用も便利な時も多いようです。
新幹線は他にもおおくの地域と結び、航空機と競合しています。
【ウィキペディアより引用：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A】
遠い距離のある地域や空港近くは、航空機が便利。
東京から西へ移動する場合、大坂までなら、新幹線と航空機は競合しますが、それより遠いところ【九州、四国、中国】に行く場合は、航空機が便利です。
東京から北へ移動する場合、仙台までなら、新幹線が便利でしょうが、それより遠いところ【北海道、青森など】に行く場合は、航空機が便利です。
特に、北海道や九州、沖縄に行くには、航空機はかかせません。
もちろん、東京から四国や中国地方への旅行も航空機が便利性が上回り、航空機利用で時間を有効的に活用できます。
国内航空便で羽田空港は東京出発ではとても便利です。
羽田空港は日本全国の多くの国内空港と結んでいます。
一方、成田空港は、国際便の発着が多く、国際便と日本国内便を結ぶ空港です。
成田空港の近くのかたや、急行電車を利用することで、利便性が羽田に並ぶこともできる地域の方も多いと思います。特に茨城県民には便利な空港です。
しかも、成田空港は国内の格安航空【ＬＣＣ】の就航が多く、料金も安いために、格安航空【ＬＣＣ】を望まれる方には、とてもいい空港です。
他の交通機関と比較して航空機の利用率はどうなの？
新幹線沿線であっても、東京から遠方の九州や北海道への移動には、航空機【飛行機】が便利だと思いますが、どんな交通機関を使っているのでしょう？
また、各地の航空機の利用率はどのぐらいあるのでしょうか。
国土交通省が発表【平成２９年３月】した、平成２８年度政策レビュー結果の『ＬＣＣ事業展開の促進』のなかで、他の機関【鉄道など】と航空機の利用率の比較が下記のとおり示されています。
東京大阪間は新幹線がありますので、東京発大阪着の航空便を利用した人の割合は、平成２０年の３０パーセントから年々下がり、平成２６年には２５パーセントに落ち込んでいます。
しかしながら、東京から新幹線の利用ができる九州の福岡では、航空便の利用率が、平成２６年度では９３パーセントにのぼり、平成２０年の９１パーセント利用率【H２１で９３％：H２２～H２５で９２％】から安定した多くの航空機の利用者がいることがわかります。
北海道も平成２６年度では９８パーセントときわめて高い航空機の利用率です。
北海道には、航空機利用が欠かせない交通機関です。
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